子宮筋腫は手術したほうがいい?妊活中の私が手術を決めた理由

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こんにちは。mioです。

私は26歳のときに子宮筋腫が見つかり、その後30歳で妊活を始めました。

妊活開始時には5cm×6cmほどだった筋腫は、その後7cm×8cmほどまで大きくなり、最終的に私は腹腔鏡下子宮筋腫核出術を受けました。

でも、最初から「筋腫があるなら手術しよう」と思っていたわけではありません。

むしろ私は、できることなら手術をしたくありませんでした。

筋腫を取らなくても妊娠できるかもしれない。

手術をしたら妊活を半年間休まなければならない。

それなのに、もし手術までして妊娠できなかったら?

いろいろなことを考えて、かなり迷いました。

それでも最終的には、医師から強く手術を勧められたからではなく、自分自身が手術に前向きになって決断しました。

この記事では、子宮筋腫がある状態でタイミング法・人工授精を経験した私が、なぜ最終的に手術を選んだのかをまとめます。


私は最初、子宮筋腫の手術をしたくなかった

私に子宮筋腫が見つかったのは26歳のとき。

当時は約3cm×3cmの筋層内筋腫で、医師からは経過観察で大丈夫と言われていました。

その後、筋腫は少しずつ大きくなり、30歳で妊活を始める頃にはエコーで5cm×6cmほどになっていました。

以前から、

「大きくなった場合には手術という選択肢もある」

という話は聞いていました。

ただ、ブライダルチェックの結果にも大きな問題はなく、年齢的にもまだ若いということで、当時のクリニックでは手術よりも先に不妊治療を進めてみるという説明でした。

私も最初はその方針でいいと思っていました。

何より、

「手術をしなくても妊娠できるかもしれない」

と思っていたからです。

できるなら、手術なんてしたくありませんでした。


手術をせずに、まずはタイミング法を6ヶ月

妊活を始めるとき、私は、

「半年タイミング法をやって妊娠しなかったら、人工授精に進もう」

と決めていました。

そして実際に、タイミング法を6ヶ月続けました。

結果は妊娠せず。

その後、予定していた通り人工授精へ進みました。

この時点でも、まだ私は、

「人工授精をすれば妊娠できるかもしれない」

と思っていました。

だから、すぐに手術をするという考えにはなりませんでした。


人工授精3回目くらいから焦り始めた

人工授精の1〜2回目くらいまでは、

「今回はいけるかもしれない」

という気持ちがありました。

でも、3回目くらいから少しずつ焦り始めました。

そして4回目になる頃には、

「このまま人工授精を続けるより、一度筋腫を取ったほうがいいんじゃないか」

と考えるようになっていました。

この頃には、筋腫は7cm×8cmほどになっていました。

ただ、筋腫が大きくなったから手術をしたかった、というより、

人工授精を繰り返しても妊娠しない状況を、何か変えたかった

という気持ちのほうが強かったです。


一番つらかったのは、毎回の妊娠判定だった

人工授精をしていて特につらかったのが、妊娠しているかどうか分かるまでの期間でした。

妊娠していなくても、

「もしかして妊娠しているかも」

と思ってしまう。

少し身体に変化があると、

「これって妊娠初期症状?」

と期待してしまう。

でも結局、生理が来る。

これを繰り返すのがつらかったです。

妊娠している可能性を考えて、お酒やサウナも控えていました。

私はどちらも好きだったので、それも地味につらかった。

もちろん、それ自体よりも妊娠しないことのほうがずっとつらいのですが、

「妊娠しているかもしれないから」と日常生活を少しずつ制限して、期待して、でも妊娠していない。

その繰り返しで、だんだん疲れていきました。


「筋腫が原因」と言い切れないことが、一番難しかった

さらに悩ましかったのが、

子宮筋腫が妊娠しない原因だとは断定できなかったことです。

当時通っていたレディースクリニックの先生からは、

「筋腫が妊娠に影響している可能性はある」

とは言われました。

でも、

「この筋腫があるから妊娠できない」

とは言われませんでした。

つまり、手術をしなくても妊娠する可能性はある。

逆に、手術をして筋腫を取っても、妊娠できる保証はない。

私はここにすごく悩みました。


私が手術を嫌だった一番の理由

お腹に傷が残ることも嫌でした。

手術自体ももちろん怖い。

でも、一番大きかったのは、

「取らなくても妊娠できるかもしれないのに、手術する必要があるのかな」

という気持ちでした。

さらに怖かったのが、

「手術までして、それでも妊娠できなかったらどうしよう」

ということ。

筋腫を取るという大きな決断をしたら、私はどこかで結果を期待してしまうと思いました。

それでも妊娠できなかったとき、自分がどう感じるのか。

そこが怖かったです。


手術後6ヶ月、妊活できないことも怖かった

もうひとつ大きかったのが、妊活を中断しなければならないことでした。

私の場合、主治医から、

「手術後6ヶ月間は妊娠しないでください」

と言われました。

日本産科婦人科学会のガイドラインでも、筋腫核出術後に必要な避妊期間を一律に定めることは難しいものの、3〜6か月としている場合が多いとされています。

30歳を過ぎて妊活をしている私にとって、半年間という時間はかなり長く感じました。

ただでさえ、

「早く妊娠したい」

と思っているのに、そこから半年間妊活できない。

手術をするということは、

妊娠の可能性を上げるために、いったん妊娠することを諦める期間を作る

ということでもありました。

この矛盾はかなり苦しかったです。


5回目の人工授精を前に「手術も検討していいかも」と言われた

人工授精5回目を迎える前、レディースクリニックの先生から、

「手術も検討していいかもしれない」

と言われました。

でも、

「手術したほうがいいですよ」

と強く勧められたわけではありませんでした。

先生としては、

「手術をしなくても妊娠する可能性はある」

という考えもあったのだと思います。

でも、その頃にはむしろ私のほうが手術に前向きになっていました。

4回目くらいから、ある程度覚悟を決めていたんです。


夫は「まだ手術しなくてもいいんじゃない?」という考えだった

意外と慎重だったのは夫でした。

夫は、

「まだ手術しなくてもいいんじゃない?」

というテンションでした。

私とは少し温度差がありました。

でも、私が最終的に「手術する」と決めると、それ以上強く反対したり、口を出したりすることはありませんでした。

最終的には、私自身の身体のことなので、私の決断を尊重してくれました。


「もう手術する」と決めて紹介状を書いてもらった

最終的には、手術を受けることをほぼ決めた状態で、大きな病院への紹介状を書いてもらいました。

ただ、

「紹介されたからそのまま手術」

とはしませんでした。

手術前の検査や診察では、聞きたいことをメモして持っていきました。

特に確認したのは、

  • 手術をするメリット
  • 手術をするデメリット
  • 妊活への影響
  • 傷はどのくらい残るのか
  • 術後の生活
  • 妊活を再開できる時期

などです。

私にとっては、

「自分が納得した状態で手術を受ける」

ことがかなり大事でした。


手術をする病院の先生は、手術に前向きだった

ここで少し状況が変わりました。

それまで通っていたレディースクリニックの先生は、手術を強く勧めるというより、

「不妊治療を続ける選択肢もある」

というスタンスでした。

一方、紹介先の大きな病院の先生は、手術について比較的前向きでした。

そして、

「筋腫を取ることで、妊娠できる可能性が上がることは期待できる」

という説明をしてくれました。

もちろん、

「手術すれば必ず妊娠できる」

という意味ではありません。

それでも私は、この説明を聞いて、

「やっぱり一度、筋腫を取ってからもう一度妊活をしてみよう」

と思えるようになりました。


私には「深い沼を歩いている」ように感じていた

人工授精を続けていた頃のことを振り返ると、一番近いのは、

深い沼の中を歩いているような感覚

だったと思います。

筋腫が原因かもしれない。

でも、違うかもしれない。

人工授精を続ければ妊娠するかもしれない。

でも、また妊娠しないかもしれない。

手術をすれば可能性が上がるかもしれない。

でも、手術をしても妊娠できないかもしれない。

何を選んでも、「これが正解」とは誰も言ってくれません。

どれだけ歩いても、いつ沼から出られるのか分からない。

そんな感じでした。

だから最後は、

「手術をすれば妊娠できるから」ではなく、「今と同じことを続けるのをやめたい」

と思いました。

何でもいいから、一度状況を変えたかった。

それが、私が手術を選んだ一番大きな理由だったと思います。


子宮筋腫があったら手術したほうがいい?

ここまで私の経験を書きましたが、もちろん、

「妊活中に子宮筋腫があったら手術したほうがいい」

という意味ではありません。

子宮筋腫の治療は、筋腫の大きさだけでは決まりません。

日本産科婦人科学会のガイドラインでは、妊娠を希望する場合、過多月経・月経困難症・圧迫症状・不妊などの症状がある場合や長径5〜6cmを超える場合には、筋腫の部位、大きさ、個数、成長速度、妊娠・分娩の時期なども考慮して、筋腫核出術が必要か判断するとされています。

また、妊娠・出産を希望して子宮を残す場合には、筋腫だけを切り取る「子宮筋腫核出術」が手術の選択肢になります。

だから、

「○cmなら手術」
「妊活しているなら取るべき」

と一律に判断できるものではありません。

私自身も、7〜8cmだったから即手術になったわけではありませんでした。


手術してみて、今どう思う?

今は、

手術してよかった

と思っています。

まず大きいのは、

「妊娠しないのは筋腫のせいかもしれない」

と考え続けなくてよくなったこと。

妊活を再開した結果がどうなるかは分かりません。

でも、少なくとも私の中にずっとあった「筋腫を取ったほうがいいのかな」という迷いはなくなりました。

そして、想像以上だったのが身体の変化です。

手術後は身体が軽くなったように感じました。

「ちょっと痩せた?」と思うくらい、以前とは感覚が違いました。

そして何より、生理が以前よりかなり楽になりました。

私にとっては、妊活以外の部分でも手術を受けたメリットを感じています。


傷は思っていたほど気にならなかった

手術前にかなり気にしていた、お腹の傷。

もちろん今も傷は残っています。

でも、私の場合は思っていたほど目立ちませんでした。

銭湯などに行くことにも、今は特に抵抗はありません。

手術自体も全身麻酔なので、私の感覚では本当に一瞬でした。

ただし――

術後の夜だけは、本当に人生で一番と言っていいくらい身体がつらかったです。

傷口の痛みそのものというより、身体にいろいろな管がつながっていて身動きが取れない。

寝返りも打てない。

そのせいで腰がものすごく痛くなって、

「これはつらい……」

と思ったのを覚えています。

手術そのものや術後については、別の記事で詳しく書こうと思います。


もっと早く手術すればよかったとは思わない

手術してよかった。

でも、

「だったら最初から手術しておけばよかった」

とは思っていません。

26歳で30mmの筋腫が見つかったときは、経過観察でよかったと思っています。

30歳で妊活を始めたときも、まずタイミング法を試してよかった。

人工授精をやってみたことも後悔していません。

そして人工授精を何度か経験したからこそ、

「私はもう一度同じことを続けるより、手術をしたい」

と自分で決めることができました。

その時々で持っていた情報の中から、そのときの自分が納得できる選択をしてきた。

今はそう思っています。


まとめ|私は「妊娠できる保証」ではなく「何かを変えるため」に手術を選んだ

私が子宮筋腫の手術を決めるまでには、

筋腫があっても妊娠できるかもしれない
↓
タイミング法を6ヶ月
↓
人工授精へ
↓
3回目くらいから焦り始める
↓
4回目くらいから手術を意識
↓
5回目の前に「手術も検討していいかも」と言われる
↓
自分自身が手術を希望
↓
紹介先でメリット・デメリットを確認
↓
腹腔鏡下子宮筋腫核出術を受ける

という経過がありました。

私にとって、手術は「これをすれば妊娠できる」という選択ではありませんでした。

むしろ、

手術をしても妊娠できないかもしれない。

その怖さを抱えたまま決めた選択でした。

それでも、筋腫がある状態で同じ治療を続けていることが、私には深い沼の中を歩き続けているように感じられました。

だから私は、一度その状況を変えるために手術を選びました。

子宮筋腫があり、手術するか妊活を続けるか迷っている人にとって、私の経験が一つの参考になれば嬉しいです。

※この記事は私自身の体験談です。子宮筋腫の手術が必要かどうかは、筋腫の位置・大きさ・個数・症状・妊娠希望などによって異なります。治療方針は担当医と相談してください。

医学情報の参考:日本産科婦人科学会「子宮筋腫」/産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2023

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