妊活・不妊治療に医療費控除は使える?人工授精・手術をした私が申告前に調べたこと

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こんにちは。mioです。

妊活を始めた頃は、まさか自分が医療費控除について調べることになるとは思っていませんでした。

最初は自己流のタイミング法を半年。

その後レディースクリニックへ通い、人工授精を5回。

さらに子宮筋腫の腹腔鏡手術を受け、6日間入院しました。

こうなると、診察代だけではありません。

血液検査、超音波検査、人工授精、薬、手術前のMRI、入院費、交通費……。

気づけば医療関係の領収書がかなり増えていました。

そこで、

「不妊治療って医療費控除の対象になるの?」

「人工授精も入れていい?」

「手術で保険金をもらった場合はどうする?」

と気になり、2026年分の確定申告に向けて調べ始めました。

結論からいうと、医師による不妊治療や人工授精の費用は医療費控除の対象になります。 国税庁にも、不妊症の治療費や人工授精の費用は医療費控除の対象になると明記されています。(国税庁)

ただし、

「妊活に使ったお金なら全部入れてOK!」

というわけではありません。

特に私の場合、子宮筋腫の手術では健康保険からの付加給付や民間医療保険の給付も受けているので、単純に支払った金額を全部足せばいいわけではなさそうです。

この記事では、まだ申告前の私が、自分の妊活・不妊治療費のうち何を医療費控除に入れるのか、今どんな準備をしているのかをまとめます。

※この記事は2026年8月時点で国税庁の情報を確認し、私自身の申告準備についてまとめたものです。実際の申告内容によって判断が分かれる場合は、国税庁・税務署・税理士等へ確認してください。


そもそも医療費控除とは?

医療費控除は、1年間に自分や生計を一にする家族のために支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得から一定額を差し引ける制度です。

よく、

「医療費が10万円を超えたら、超えた分が返ってくる」

と思われがちですが、少し違います。

基本的な計算は、

実際に支払った医療費
-保険金などで補てんされた金額
-10万円

です。

その年の総所得金額等が200万円未満の場合は、10万円ではなく総所得金額等の5%が基準になります。

また、医療費控除額そのものがそのまま現金で戻ってくるわけではなく、所得から控除されることで所得税などの負担が軽くなる仕組みです。(所得税の計算シミュレーション)


不妊治療や人工授精は医療費控除の対象

これは今回調べて、一番安心したところです。

国税庁には、

医師による不妊症の治療費や人工授精の費用は、医療費控除の対象

と明記されています。(国税庁)

私の場合だと、

  • 不妊治療クリニックの診察
  • 卵胞チェック
  • 超音波検査
  • 血液検査
  • 人工授精
  • 医師から処方された薬・注射

などは、医療費控除用に整理する予定です。

私は人工授精を5回受けました。

1周期あたり、診察・人工授精・排卵を促す注射などを合わせて1万円弱。

5回でざっくり5万円弱かかっています。

こうした費用も対象になるということになります。


子宮筋腫の診察・検査・手術も整理する

私は人工授精を5回受けても妊娠せず、その後子宮筋腫の腹腔鏡手術を受けました。

手術前には、

  • MRI:12,000円
  • 術前検査:4,870円
  • ピル:6,600円
  • 追加の血液検査:550円

などがありました。

そして6日間の入院・手術で病院の窓口に支払ったのが111,300円です。

治療のために必要な医師の診察・検査・手術・入院費などは、原則として医療費控除の対象になります。入院中に病院から提供される通常の食事代も、入院費用の一部として対象になります。(国税庁)

ただ、ここで私はひとつ勘違いしていました。

病院に払った111,300円を、そのまま全部医療費控除に入れるわけではないんです。


私が選んだ「窓側の差額ベッド代」は対象外になりそう

私の入院費111,300円の内訳は、

内容金額
保険診療分の自己負担86,400円
差額ベッド代19,800円
入院中の食事代5,100円
合計111,300円

でした。

私は窓側のベッドを希望し、1日3,300円×6日で19,800円の差額ベッド代を払っています。

これは自分の希望で選んだものなので、医療費控除には入れない予定です。

国税庁でも、本人や家族の都合で個室などを利用した場合の差額ベッド料は対象外とされています。(国税庁)

一方、病院で提供された通常の食事代5,100円については、通常必要な入院費用として対象になります。(国税庁)

同じ病院の領収書の中でも、

入るもの・入らないものがある

ということですね。

これは申告前に知れてよかったです。


パジャマや漫画などの入院準備費は入れない

手術では病院代以外にも結構お金を使いました。

私の場合、

  • 前開きパジャマ
  • ブラトップ
  • タオルレンタル
  • 水
  • 入院中に読む漫画
  • その他身の回り品

など。

手術関連の出費ではあるのですが、こうした入院のために自分で購入した身の回り品は医療費控除の対象にはなりません。(国税庁)

つまり、

「手術しなければ買わなかったんだから医療費でしょ!」

とはならないんですね(笑)。

前の記事では「手術によって家計から出ていったお金」として入院準備費まで含めましたが、医療費控除の計算では別にしておく必要があります。


妊活グッズも私は医療費と分けて整理する

妊活中は、いろいろなものを買いました。

  • オムロンの婦人体温計
  • 排卵検査薬
  • 妊娠検査薬
  • おりものシート
  • ルナルナの有料版
  • 葉酸サプリのエレビット

など。

ただ私は、こうした自分の判断で購入した妊活グッズは、不妊治療クリニックの医療費とは分けて整理しています。

国税庁では、治療や療養に必要な医薬品は対象となる一方、健康維持・予防のためのものは対象外としています。(国税庁)

特にルナルナや葉酸サプリなどは、私自身が妊活のために使っていたもの。

「妊活に必要だったから全部医療費!」と自己判断で入れるのではなく、今回は医療機関で支払った治療費を中心にまとめるつもりです。


通院の電車・バス代も対象になる

医療費控除を調べていて、

「交通費も入るんだ!」

と思いました。

医師の診療を受けるために必要な電車やバスなどの通院費は、医療費控除の対象になります。(所得税の計算シミュレーション)

ただし、交通系ICカードだと毎回領収書をもらっていないこともあります。

そのため私は、

受診日・病院・利用した交通機関・金額

が分かるように整理する予定です。

一方、自家用車で病院へ行った場合のガソリン代や駐車場代は対象外です。(所得税の計算シミュレーション)

タクシーも基本的には何でも対象になるわけではなく、電車やバスなどの公共交通機関が利用できない事情がある場合などに限られます。(所得税の計算シミュレーション)

私は普段クリニックへ自転車で通うことが多かったので、ここはそこまで大きな金額にはならなそうです。


一番ややこしいのが「保険金や給付金」

ここが、今回私が一番調べたところです。

子宮筋腫の手術では、病院へお金を払ったあとに、

健康保険の付加給付:66,400円

が戻ってきました。

さらに民間医療保険から、

160,000円

の給付も受けています。

医療費控除では、高額療養費や健康保険の給付、民間の入院・手術給付金など、医療費を補てんするために受け取ったお金は差し引く必要があります。(所得税の計算シミュレーション)

ここまでは分かりやすいのですが、大事なのは次です。


保険金が余っても、人工授精代などから引く必要はない

私は最初、

「手術で22万円以上給付を受けてるから、2026年の医療費全体から22万円引くの?」

と思いました。

でも、そうではありません。

国税庁によると、保険金などで補てんされる金額は、その給付の対象となった医療費を限度に差し引きます。

そこで余った分があっても、ほかの医療費からさらに差し引く必要はありません。(所得税の計算シミュレーション)

例えば私の場合、

子宮筋腫の入院・手術に対して受け取った保険給付

が、対象となる手術・入院費を上回ったとしても、

その余りを、

「じゃあ人工授精5回分からも引こう」

とはしません。

このルールを知って、

「保険金が多かったら、1年間の医療費控除が全部ゼロになるの?」

という疑問が解消しました。

申告するときは、どの給付金がどの医療費を補てんしたものなのかを分けて整理する必要がありそうです。


私の手術費は医療費控除にほとんど影響しない可能性も

私の場合、手術に対して、

  • 健康保険の付加給付:66,400円
  • 民間医療保険:160,000円

を受け取っています。

一方、入院時に支払った金額の中には、自分で希望した差額ベッド代19,800円のように、そもそも医療費控除に入れないものもあります。

そのため実際に申告するときは、

「病院に11万円払ったから11万円を医療費控除に入れる」

という計算にはなりません。

さらに保険給付もかなり受けているので、手術部分については、医療費控除の計算上ほとんど残らない可能性もあります。

でも、そこで余った保険金を人工授精や別の通院費から引く必要はありません。

このあたりは実際の申告時に、給付内容と領収書を照らし合わせて最終確認する予定です。


夫婦の医療費はまとめられる?

私たちは妊活費用を夫婦で分担していました。

医療費控除は、自分自身だけでなく、生計を一にする配偶者や家族のために支払った医療費も対象になります。(所得税の計算シミュレーション)

ただし、

「夫婦なら、とりあえず所得が高いほうに全部まとめればいい」

というわけではありません。

国税庁では、共働き夫婦であっても、生計を一にする妻の医療費を夫が実際に負担した場合、その医療費は支払った夫側の医療費控除の対象になるとしています。(所得税の計算シミュレーション)

つまり、誰が治療を受けたかだけでなく、誰が実際に支払ったのかも大事。

私たちは夫婦で費用を分担しているので、申告するときは支払実態も確認しながら整理するつもりです。


医療費控除のために今から集めているもの

私は2026年分の医療費を、2027年の申告に向けて整理しています。

今そろえているのは、

  • 医療機関の領収書
  • 診療明細書
  • 健康保険の医療費通知
  • 人工授精の支払記録
  • 手術・入院の領収書
  • 薬局の領収書
  • 公共交通機関を使った通院記録
  • 健康保険の付加給付の記録
  • 民間医療保険の給付明細
  • 夫の医療費

などです。

医療費控除を受ける場合は「医療費控除の明細書」を確定申告書に添付します。

領収書自体を原則として申告書に添付する必要はありませんが、国税庁では一定の場合を除き、領収書を5年間保存する必要があるとしています。(国税庁)

私は、

「マイナ保険証だし、領収書捨ててもいいかな?」

と思った時期もあったのですが、取っておいてよかったです。


私が申告前に「対象外」として分けているもの

今のところ、私が医療費とは別にしているのは、

  • 自分の希望で選んだ差額ベッド代
  • 前開きパジャマ
  • ブラトップ
  • 漫画
  • タオルレンタル
  • 普段の飲み物やおやつ
  • ルナルナ利用料
  • 葉酸サプリ
  • その他自己判断で買った妊活用品

などです。

逆に、

  • 不妊治療の診察
  • 血液検査・超音波検査
  • 人工授精
  • 医師から処方された薬・注射
  • 子宮筋腫の診察
  • MRI・術前検査
  • 手術・入院
  • 病院から提供された通常の入院食
  • 通院に必要な公共交通機関

あたりを中心に集計する予定です。

こうして分けてみると、「妊活に使ったお金」と「医療費控除に使えるお金」は結構違うんだなと思いました。


医療費控除で私が気をつけようと思っていること

特に注意したいと思っているのが、

① 支払った年で集計すること

医療費控除は、その年の1月1日から12月31日までに実際に支払った医療費が対象です。未払い分は、実際に支払った年の対象になります。(所得税の計算シミュレーション)

② 保険金や給付金を忘れないこと

高額療養費、健康保険の付加給付、民間医療保険など、医療費を補てんするお金は対応する医療費から差し引きます。(所得税の計算シミュレーション)

③ でも余った保険金を別の治療費から引かないこと

手術に対する給付金が手術費を上回っても、その余りを人工授精費から差し引く必要はありません。(国税庁)

この3つは、今回調べるまでちゃんと理解していませんでした。


申告してみたら、実際の還付額も追記したい

この記事を書いている時点では、私はまだ医療費控除を申告していません。

そのためタイトルも、

「実際に申告してみた」ではなく、「申告前に調べたこと」

にしています。

2026年分の申告が終わったら、

  • 実際にいくら医療費として計上したか
  • 人工授精はいくら入れたか
  • 手術費をどう計算したか
  • 夫婦どちらで申告したか
  • 実際にいくら還付されたか

まで追記したいと思っています。

私自身、

「結局いくら戻ってくるんだろう?」

が一番気になっているので(笑)。


まとめ|不妊治療は対象。でも「払った金額=医療費控除」ではなかった

今回、医療費控除について調べて分かったのは、

不妊治療や人工授精は医療費控除の対象になる。

でも、

妊活で使ったお金を全部足せばいいわけではない。

ということでした。

私の場合は、

  • 人工授精5回
  • 不妊治療の検査・診察
  • 子宮筋腫の検査・手術
  • 6日間の入院

などがあり、かなり領収書が増えました。

一方で、

  • 妊活アプリやサプリ
  • 自分で選んだ差額ベッド代
  • 入院用パジャマなどの身の回り品

は分けて考える必要があります。

さらに私の場合、手術では健康保険から66,400円、民間医療保険から160,000円の給付を受けています。

だから、

「手術で11万円払ったから、とりあえず11万円計上!」

ではダメ。

給付金が何の医療費を補てんしているのかまで整理する必要があります。

妊活を始めた頃は、こんなことまで考えるとは思っていませんでした。

でも人工授精や手術まで経験してみると、

領収書はとりあえず残しておく。

これ、本当に大事です。

私はこれから2026年分の医療費を整理して申告します。

無事に終わったら、次は**「実際に医療費控除を申告した結果、いくら戻ってきたのか」**までリアルに追記したいと思います。

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