こんにちは。mioです。
子宮筋腫の手術をすることになって、不安だったことのひとつがお金でした。
「腹腔鏡手術って結局いくらかかるの?」
「入院費まで含めたら何十万円必要?」
「高額療養費を使ったら、実際の自己負担はいくら?」
私も手術前にかなり調べました。
でも、手術方法や入院日数、年収、加入している健康保険によって金額が違うので、
「結局、私の場合はいくら用意すればいいの?」
というのが全然分からなくて、正直怖かったです。
私は2026年3月に、子宮筋腫の腹腔鏡下子宮筋腫核出術を受け、6日間入院しました。
実際に退院時、病院の窓口で支払った金額は、
111,300円。
さらに入院前の検査や薬、入院準備などにもお金がかかりました。
一方で、その後、
- 加入していた健康保険組合から 66,400円
- 加入していた民間医療保険から 160,000円
の給付を受けました。
この記事では、実際の領収書をもとに、
子宮筋腫の手術・入院にいくらかかったのか、いくら戻ってきたのか、そして病院代以外にどんな出費があったのか
まで、私の実体験をまとめます。
※この記事は私自身の2026年の手術・入院経験です。自己負担限度額、健康保険組合の付加給付、民間医療保険の給付内容などは、所得・加入している健康保険・保険契約・治療内容等によって異なります。
私が受けた子宮筋腫手術の条件
まず、今回の手術について簡単にまとめます。
| 項目 | 私の場合 |
|---|---|
| 手術 | 腹腔鏡下子宮筋腫核出術 |
| 入院期間 | 6日間 |
| 手術時間 | 約4時間 |
| 筋腫 | 約7cm×8cm・1個 |
| 病室 | 大部屋・窓側指定 |
| 限度額適用 | マイナ保険証を利用 |
| 民間医療保険 | 加入あり |
私は個室にはせず、大部屋を選びました。
ただ、6日間過ごすなら少しでも快適にしたかったので、1日3,300円の窓側指定をつけました。
6日間で19,800円です。
手術そのものについては、別の記事で入院から退院までの流れも詳しくまとめています。
→ 子宮筋腫の腹腔鏡手術|入院から退院まで6日間のリアルな体験記
子宮筋腫の腹腔鏡手術|窓口で支払ったのは111,300円
実際に退院時、病院で支払った金額は、
111,300円
でした。
領収書を確認すると、内訳は次のようになっています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 保険診療分の自己負担 | 86,400円 |
| 窓側指定 | 19,800円 |
| 食事の標準負担額 | 5,100円 |
| 合計 | 111,300円 |
保険診療には、手術だけでなく麻酔、検査、薬、入院中の処置なども含まれています。
診療明細を見ると、腹腔鏡下子宮筋腫核出術のほか、全身麻酔、硬膜外麻酔など、本当にたくさんの項目が並んでいました。
自分自身は麻酔で眠っていてほとんど何も覚えていないのですが、
「4時間の手術の間に、こんなにいろいろな処置をしてもらっていたんだ」
と、明細を見て改めて実感しました。
マイナ保険証で限度額適用を利用した
私は入院時、マイナ保険証を利用して限度額適用を受けました。
高額な保険診療を受けた場合、高額療養費制度によって1ヶ月の自己負担には所得に応じた上限が設けられています。
マイナ保険証を利用して限度額情報の提供に同意するなど所定の手続きを行えば、対応する医療機関では、窓口で支払う保険診療分をあらかじめ自己負担限度額までに抑えられます。
私の場合も、この仕組みを利用しました。
なので、
「一度何十万円も払って、後から高額療養費が戻ってくる」
という形ではありませんでした。
手術前は費用について、
「全然分からなくて怖い」
というのが正直なところ。
何十万円必要なのかも分からない。
手術だけでいくらなのかも分からない。
入院費を含めたらどうなるのかも分からない。
だからこそ、手術が決まった時点で高額療養費や限度額適用について確認しておいてよかったと思います。
さらに健康保険組合の付加給付で66,400円戻ってきた
そして、私が今回一番、
「こんな制度があるんだ!」
と思ったのが、加入していた健康保険組合の付加給付でした。
高額療養費とは別に、当時私が加入していた健康保険組合には、独自の付加給付制度がありました。
手術から約3ヶ月後の2026年6月30日、
66,400円
が戻ってきました。
しかも私の場合、自分で申請する必要がありませんでした。
これは本当にありがたかったです。
保険診療分として窓口で負担した86,400円に対して66,400円が給付されたので、
86,400円 − 66,400円 = 20,000円
となりました。
結果として、今回の保険診療部分については実質2万円の自己負担になりました。
ただし、ここはかなり重要です。
子宮筋腫の手術をしたら誰でも自己負担2万円になるわけではありません。
これは、私が当時加入していた健康保険組合に独自の付加給付制度があったためです。
会社員の方なら、手術が決まったときに健康保険組合のホームページなどで、
「高額療養費」だけではなく「付加給付」も確認してみる
ことをおすすめします。
私は手術をすることになるまで、自分の健康保険にこんな制度があることをほとんど意識していませんでした。
窓側指定や食事代は別にかかった
ただし、
「じゃあ病院代が全部2万円になったの?」
というと、そうではありません。
私が病院で支払った111,300円には、
- 窓側指定:19,800円
- 食事の標準負担額:5,100円
も含まれています。
そのため、病院への支払い111,300円から付加給付66,400円を差し引くと、
111,300円 − 66,400円 = 44,900円
病院への支払いについては、結果的に44,900円の負担となりました。
手術前のMRI・検査・薬にも約2万4,000円かかった
忘れがちなのが、入院する前にもお金がかかることです。
私の場合はこちら。
| 入院前にかかったもの | 金額 |
|---|---|
| MRI | 12,000円 |
| 術前検査 | 4,870円 |
| 薬(ピル) | 6,600円 |
| 追加検査 | 550円 |
| 合計 | 24,020円 |
MRIだけで12,000円でした。
私の場合、このMRIで、それまでエコーでは2つに見えていた筋腫が、実際には約7cm×8cmの大きな1つの筋腫だと分かりました。
私は最初、「手術代・入院代はいくらだろう?」ということばかり考えていました。
でも実際には、手術が決まってから入院するまでにも2万円以上使っています。
入院準備・交通費などに26,460円
さらに、病院に支払った医療費とは別に、入院準備などにもお金を使いました。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 前開きパジャマ2着 | 7,960円 |
| ブラトップ | 2,000円 |
| タクシー往復 | 4,000円 |
| 紙おむつ・水など | 1,000円 |
| 漫画 | 10,000円 |
| レンタルタオル | 1,500円 |
| 合計 | 26,460円 |
漫画、1万円。笑
もちろんこれは手術に必要な費用ではありません。
入院中に読もうと思っていろいろ買いました。
パジャマやブラトップなども、すでに持っている人なら買う必要はありません。
なので、
「腹腔鏡手術なら必ず26,460円必要」
ということではなく、あくまで私が今回の入院をきっかけに実際に使った金額です。
手術が決まってから退院までに使ったのは161,780円
ここまでで、私が把握できている支出を合計すると、
病院への支払い 111,300円
+
入院前の検査・薬 24,020円
+
入院準備・交通費など 26,460円
=
161,780円
でした。
つまり私の場合、手術が決まってから退院するまでに、把握している範囲で約16万円使ったことになります。
この中には漫画やパジャマなど、医療上必須ではないものも含んでいます。
健康保険組合から66,400円戻り、実質95,380円
ここから、健康保険組合の付加給付として、
66,400円
が戻ってきました。
そのため、
161,780円 − 66,400円 = 95,380円
民間医療保険を考えなければ、今回把握できている手術関連の支出は、給付後で95,380円となりました。
ここには病院代だけでなく、パジャマや漫画、タクシーなども含めています。
民間医療保険からは合計16万円の給付
さらに私は、民間の医療保険にも加入していました。
今回受け取った給付金は、
| 給付内容 | 金額 |
|---|---|
| 手術給付金 | 100,000円 |
| 女性入院給付 | 30,000円 |
| 入院給付 | 30,000円 |
| 合計 | 160,000円 |
合計16万円でした。
私が把握している支出161,780円から、
- 健康保険組合の付加給付:66,400円
- 民間医療保険:160,000円
を単純に差し引くと、
161,780円 − 66,400円 − 160,000円 = −64,620円
となります。
数字だけを見ると、支払った金額より受け取った給付金のほうが64,620円多い結果です。
でも実際には「+64,620円」ではなかった
ただ、これを見て、
「じゃあ手術して6万円以上プラスだったの?」
というと、私の感覚では全然違います。
上の計算に入れているのは、私自身が記録していた比較的分かりやすい支出だけだからです。
実際には、手術をすると領収書には表れにくい生活上の出費も増えました。
例えば、わが家では普段私が料理を担当しています。
私が6日間入院している間は料理ができないので、家族の外食費が増えました。
夫が病院に来るための交通費もかかります。
退院してからも、すぐに普段通り動けるわけではありません。
料理するのが大変な日は出前を頼んだり、お惣菜に頼ったりしました。
こうした、
「手術をしなければ普段は発生しなかった生活費」
までは、今回の161,780円には含めていません。
そのため、数字上は給付金が64,620円上回っていますが、こうした出費まで考えると、私の感覚では最終的にトントンくらいだったと思います。
それでも、手術や入院でまとまったお金が必要になる時期に、民間医療保険から16万円の給付があったのはかなり助かりました。
「手術費用」だけ調べても、本当の負担額は分からなかった
今回実際に手術をしてみて感じたのは、
「子宮筋腫の手術はいくら?」だけ調べても、最終的な負担額は分からない
ということです。
私の場合は、
マイナ保険証による限度額適用
に加えて、
健康保険組合独自の付加給付
そして、
民間医療保険
がありました。
逆に病院代以外にも、
入院前の検査・入院準備・家族の外食・交通費・退院後の出前など
細かい出費がありました。
「病院にいくら払うか」と「手術によって家計から実際にいくら出ていくか」は、少し違うんだなと思いました。
2026年分は医療費控除も確認する予定
私は2026年に子宮筋腫の手術だけでなく、妊活関連の通院などでも医療費がかかっているため、2027年の確定申告で医療費控除を確認する予定です。
ただし、医療費控除は単純に、
「病院で払った金額を全部申告すればいい」
というものではありません。
保険金などで補填された金額がある場合には、その給付の対象となった医療費から差し引いて計算する必要があります。
また、パジャマなどの入院用品や、通常の外食・出前など、今回この記事で「手術関連の支出」として紹介しているものが、そのまま医療費控除の対象になるわけでもありません。
私自身の医療費控除については、実際に確定申告するときに改めてまとめようと思っています。
手術が決まったら確認しておくと安心だったこと
これから子宮筋腫の手術を受けるなら、私は費用面で以下を確認しておいてよかったと思います。
- 高額療養費・限度額適用をどう利用するか
- 自分の健康保険組合に付加給付があるか
- 付加給付は申請が必要か、自動で支給されるか
- 民間医療保険の手術給付金はいくらか
- 入院給付金はいくらか
- 女性疾病の上乗せ保障があるか
- 個室・窓側指定など保険適用外の費用はいくらか
特に私の場合は、健康保険組合の付加給付が大きかったです。
手術をすることになるまで、自分が加入している健康保険の制度をここまで詳しく調べたことはありませんでした。
「高額療養費は知っている」という人も、加入している健康保険に独自の制度がないか一度確認してみてもいいと思います。
まとめ|子宮筋腫の手術で病院に払ったのは11万1,300円。実際にはそれ以外の出費もあった
最後に、私の場合の費用をまとめます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 手術・6日間入院の窓口支払い | 111,300円 |
| 入院前の検査・薬 | 24,020円 |
| 入院準備・交通費など | 26,460円 |
| 把握できている支出合計 | 161,780円 |
| 健康保険組合の付加給付 | ▲66,400円 |
| 民間医療保険 | ▲160,000円 |
| 上記だけで計算した収支 | +64,620円 |
| 家族の外食・夫の交通費・退院後の出前など | 別途発生 |
数字だけを見ると、今回は給付金のほうが支出を上回っています。
でも実際には、入院中の家族の生活費や交通費、退院後に普段通り家事ができないことで増えた出費など、ここに含めていないお金もありました。
そのため、家計全体で考えると私の感覚ではトントンくらいです。
手術前の私は、
「いったいいくらかかるんだろう」
と、費用が見えないこと自体が怖かったです。
実際に経験して分かったのは、病院から請求される金額だけでなく、
高額療養費・健康保険組合の付加給付・民間医療保険・病院以外で増える生活費
まで含めて考えると、実際の負担が見えてくるということでした。
これから子宮筋腫の手術を受ける方にとって、私が実際にかかった金額が少しでも参考になれば嬉しいです。
※この記事は私自身の2026年の手術・入院経験をまとめたものです。医療費、自己負担限度額、健康保険組合の付加給付、民間医療保険の給付内容などは、所得・加入状況・治療内容等によって異なります。制度の利用条件や最新情報は、ご自身が加入している健康保険や保険会社等でご確認ください。

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