こんにちは。mioです。
妊活を始める前、私はまず、
「自分たちの身体の状態を知っておきたい」
と思い、2025年に東京都のTOKYOプレコンゼミを夫婦で受講しました。
プレコンセプションケアという言葉は以前から知っていましたが、実際に妊娠について考え始めるまで、
「何を調べればいいの?」
「妊活を始める前に検査って必要?」
ということも、ほとんど分かっていませんでした。
結果として、私はTOKYOプレコンゼミを受けてかなりよかったと思っています。
満足度でいえば、個人的には90点くらい。
特によかったのは、
夫婦で同じ妊娠・妊活の知識を共有できたこと。
それまでどこか「妊活=自分の身体のこと」という感覚があったのですが、夫と一緒に専門家の話を聞いたことで、妊活が自分だけの問題ではなくなった感じがありました。
受講後は、当時の東京都の助成制度を利用して夫婦で検査も受けました。
そこで私は、以前からあった子宮筋腫が約6cmになっていることも改めて確認することになります。
この記事では、
- TOKYOプレコンゼミを受けようと思った理由
- 実際の講座内容と雰囲気
- 夫婦で受講してよかったこと
- 受講後に受けた検査
- 実際にかかった費用
- 子宮筋腫を指摘されたときの気持ち
- 今振り返って感じるメリット・注意点
を、2025年に実際に受講した私の体験としてまとめます。
※東京都の制度内容は年度によって変更されています。この記事中の費用・助成については「私が2025年に利用したときの内容」と、2026年度の現行制度を分けて記載しています。
TOKYOプレコンゼミを受けようと思った理由
30代になり、妊娠が一気に現実的になった
30代に入り、周りの友人も結婚・出産ラッシュになりました。
私の周りにはフルタイムで働いている女性が多く、妊娠や出産について30歳前後から現実的に考え始めた人が多かったように思います。
不妊治療をしている友人も珍しくありませんでした。
そのため、
「妊娠したいと思ったときに、すぐ妊娠できるとは限らない」
ということは、なんとなく身近に感じていました。
一方で、自分自身は妊娠についての知識がほとんどありませんでした。
AMHって何?
排卵から妊娠まではどういう流れ?
男性側にはどんな検査がある?
そんな状態です。
以前から東京都にプレコンセプションケアの制度があることは知っていたので、
「自分が妊娠を考えるようになったら受けよう」
と思っていました。
「できれば子どもは2人ほしい」と考えて、早めに動くことにした
当時は、
「絶対に今すぐ子どもがほしい!」
という感じではありませんでした。
でも今後の人生を考えたとき、自然と子どもがいる生活を想像している自分がいました。
もし授かれるなら、できれば2人ほしい。
そう考えると、
「妊活を始めてから何年も様子を見るより、まず自分たちの状態を知っておこう」
と思うようになりました。
私たちは、
まず半年ほど妊活をして、それで難しければ早めに次のステップを考える
という方針で動き始めました。
そのスタート地点になったのが、TOKYOプレコンゼミでした。
TOKYOプレコンゼミを夫婦で受講
私は2025年、夫と一緒にTOKYOプレコンゼミを受講しました。
私が受けた回はZoomを使ったオンライン開催でした。
オンラインで受けられるのはかなりありがたかったです。
私が参加したときはカメラオンでの参加が必要で、出欠管理もしっかりしていました。
講座は2時間ほど。
前半では、
- 妊娠・出産に関する基礎知識
- 生活習慣
- 受精から着床までの流れ
などについて説明がありました。
後半は、
- AMH
- 経腟超音波検査
- 精液検査
- 男性側の検査
など、検査についての説明が中心でした。
2026年度のTOKYOプレコンゼミでも、生活習慣やAMH検査、経腟超音波検査、精巣超音波検査、精液一般検査、妊娠成立に関する知識などが講座内容として案内されています。
後半は正直、かなり専門的だった
TOKYOプレコンゼミ自体の満足度は、私の中では90点くらいです。
唯一マイナス10点をつけるとしたら、
後半がかなり専門的だったこと。
初めて聞く検査名や数値がどんどん出てきて、
「なるほど……分からない……」
となる部分もありました。笑
それでも、後から実際に検査を受けたり不妊治療に進んだりしたときに、
「あ、これプレコンで聞いたやつだ」
となることが結構ありました。
すべてその場で理解できなくても、一度聞いておくこと自体に意味があったと思っています。
一番よかったのは「夫と一緒に受けたこと」
TOKYOプレコンゼミで、一番よかったと思っているのが夫婦で一緒に受講したことです。
妊娠って、どうしても女性側の身体で起こることが多いですよね。
排卵日を考える。
生理周期を見る。
妊娠検査薬を使う。
病院へ行く。
知識を集めるのも、気づけば女性側に偏りがちです。
私自身も、それまでどこか、
「妊活は私が中心になって考えるもの」
という感覚があったと思います。
でも夫と同じタイミングで専門家の話を聞いたことで、
妊活が自分だけの問題ではなくなった感じがしました。
夫自身も、
「知らなかったことが多くて勉強になった」
「妊娠周期って前回の生理から数えるんだ」
などと話していて、妊娠に対する温度感も少し上がったように感じました。
私が自分で調べた情報を、
「こうなんだって!」
と夫に説明するのと、専門家から2人で同時に聞くのでは、やっぱり違います。
これは夫婦で参加して本当によかったところです。
受講後、東京都の制度を利用して夫婦で検査へ
TOKYOプレコンゼミを受講した後、私は東京都の制度を利用して、夫婦で妊娠・出産に向けた検査を受けることにしました。
登録されている医療機関からクリニックを選び、電話で予約。
電話口で、
「プレコンゼミの助成を利用したいです」
と伝えるとスムーズでした。
私は予約してから2週間ほど後の土曜日に受診しました。
当日は、
- マイナンバーカード
- 保険証
- プレコンゼミの受講証
などを持参しました。
私の場合、受講証はメールで届いたPDFをスマホで提示すれば大丈夫でした。
私が受けた検査内容
検査内容はクリニックや選択するプランによって異なりますが、私は比較的しっかり調べるプランを選びました。
女性側で受けた主な検査
- 身長・体重・BMI
- 血圧
- 経腟超音波検査
- 内診
- AMH
- 女性ホルモン検査
- 甲状腺ホルモン検査
- クラミジア・淋菌
- B型肝炎
- C型肝炎
- 梅毒
- HIV
- 麻疹抗体
- 血糖
- コレステロール
- 腎機能
などでした。
私にとって大きかったのは、自分の身体の状態を「なんとなく」ではなく数値で確認できたことです。
AMHなども、実際に数値として結果を見ることで、一気に妊活が現実的になりました。
夫も検査を受けた
夫側も、
- 血液検査
- 感染症検査
- 男性ホルモン
- プロラクチン
- 麻疹抗体
- 尿検査
などを受けました。
さらに私たちは、精液検査も自費で追加しました。
これも夫婦で一緒に受けてよかった部分です。
妊娠というとどうしても女性側ばかり検査するイメージがありましたが、
「まず2人とも状態を確認してから始める」
ことができたので、私としては安心感がありました。
検査で子宮筋腫が約6cmと分かった
一方で、検査を受けて少しモヤモヤしたこともありました。
私は以前から筋層内筋腫があることを知っていました。
26歳のときに見つかった頃は約3cm。
ところが今回の検査では、約6cmになっていました。
血液検査やAMHなど、その他の検査には大きな問題はありませんでした。
医師からも、
「他の数値にも問題はないし、まだ若いから大丈夫でしょう」
というニュアンスの説明を受けました。
その場では、
「そうなんだ、大丈夫なのか」
という安心感もありました。
でもすぐに、
「でも6cmって結構大きくない?本当に大丈夫?」
と思って検索しました。
「若いから大丈夫」に安心しきれなかった
当時私は30歳。
医師からは「まだ若い」と言われましたが、私は自分では、
「30歳ってそんなに若いのかな?」
と思っていました。
周りには不妊治療をしている友人もいました。
そして私はすでに約6cmの子宮筋腫があります。
だから、
「若いから大丈夫」
と言われても、完全には安心できませんでした。
結局、
- 筋腫が妊娠に影響するの?
- 6cmでも妊娠できる?
- 手術しなくて大丈夫?
- 何cmから手術するの?
などを、その後かなり調べました。
このモヤモヤは、後の妊活や不妊治療にもつながっていきます。
プレコン・検査に実際いくらかかった?
私が2025年に受けたときは、
女性:約44,000円
男性:約39,000円
で、夫婦合計約83,000円でした。
当時の制度を利用し、
女性分:30,000円
男性分:20,000円
が助成対象となったため、実際の自己負担は夫婦で約33,000円でした。
8万円以上と考えると、
「妊活を始める前の検査としては結構高いな……」
と思います。
なので、助成制度が使えたのは本当にありがたかったです。
2026年度の助成制度は変更されています
ここは注意が必要です。
上記は私が2025年に受けたときの金額です。
2026年度の東京都の制度では、TOKYOプレコンゼミを受講した希望者が登録医療機関で「妊娠・出産前のヘルスチェック」を受ける場合、検査・助言・相談について上限3万円の助成が案内されています。東京都は、2025年度までの受講者については「受講時に配付された資料を確認」と案内しています。
これから利用する人は、必ず最新の東京都公式情報を確認してください。
プレコンと検査、それぞれ「受けてよかった理由」が違った
振り返ると、私はTOKYOプレコンゼミと、その後の検査をどちらも受けてよかったと思っています。
ただ、理由は少し違います。
プレコンゼミを受けてよかったこと
一番は、
夫婦で妊活について同じ知識を共有できたこと。
「私が調べて夫に伝える」のではなく、2人で同じスタートラインに立てたことが大きかったです。
検査を受けてよかったこと
こちらは、
自分たちの身体の状態を数値で知れたこと。
自分は大丈夫だろう。
夫も問題ないだろう。
ではなく、検査結果を見てから妊活を始められました。
私の場合は、このとき子宮筋腫が大きくなっていることも改めて確認できました。
クリニック選びは「今後も通うかも」で考えればよかった
これは今だからこそ思うことです。
助成を使える医療機関の中から、私は自宅から自転車で15〜20分くらいの、きれいなクリニックを選びました。
検査を受けるだけなら、特に問題ありません。
でもそのときは、
まさか、その後そこで不妊治療をすることになるとは思っていませんでした。
通院が増えてくると、
雨の日。
寒い日。
仕事の前後。
自転車で15〜20分が地味につらい。笑
なので、もしこれからクリニックを選ぶなら、
「この先、何度も通うことになっても苦じゃない場所か?」
まで考えて選ぶのがおすすめです。
検査結果に問題がなかったとしても、妊活を始めてから相談する可能性はあります。
私は次に選ぶなら、アクセスをかなり重視します。
プレコンを受けても「妊娠できる」と分かるわけではない
これも今振り返って、一番伝えたいこと。
TOKYOプレコンゼミを受ける。
検査を受ける。
結果に大きな異常がない。
だから、
「これで妊娠できる!」
というものではありませんでした。
実際、私自身もこのあとタイミング法を6ヶ月続け、人工授精にも進みました。
プレコンや検査は、
妊活のゴールではなく、スタート。
私はそう感じています。
「検査に問題がなかったから絶対大丈夫」と思い込む必要もないし、
逆に何か指摘されたからといって、すぐに悪い結果を想像しすぎる必要もない。
まず自分たちの状態を知って、
「じゃあここからどうしよう?」
と考えるための材料をもらう場所だったと思っています。
TOKYOプレコンゼミを受けて感じたメリット・デメリット
私自身が感じたメリットは、
- 妊娠・出産について専門家から学べた
- 夫婦で同じ知識を持つことができた
- 夫の妊活への温度感が上がった
- 助成制度を利用して検査できた
- 自分たちの状態を数値で確認できた
こと。
一方で、
- 後半はかなり専門的だった
- 検査を受けても妊娠できるかは分からない
- 登録医療機関の中から通いやすい場所を選ぶ必要がある
という点は、これから受ける人にも知っておいてほしいです。
それでも、総合的には私は受けてよかったと思っています。
よくある質問|TOKYOプレコンゼミについて
TOKYOプレコンゼミは2026年も開催している?
はい。
2026年度も東京都が実施しており、都内在住の18〜39歳で、これから妊娠・出産を考える人が対象です。パートナーの有無は問われません。オンライン開催も実施されています。
受講すれば検査費が無料になる?
必ず無料になるわけではありません。
2026年度は、TOKYOプレコンゼミ受講後に希望者が登録医療機関で検査・結果への助言や相談を受ける場合、上限3万円の助成制度があります。実際の費用や自己負担は受ける検査によって変わります。
夫婦で受けたほうがいい?
私は一緒に受けてよかったと思っています。
特に「妊活について夫婦で同じ知識を持てた」という点が大きかったです。
ただ、2026年度の制度上はパートナーがいなくても受講できます。
検査を受ければ不妊かどうか分かる?
私は、「不妊かどうかを判定してもらう検査」だとは考えないほうがいいと思います。
実際に私は検査で大きな異常を指摘されませんでしたが、その後妊活・不妊治療を経験しました。
自分たちの健康状態や妊娠に関連する項目を確認し、今後どうするか考えるための材料のひとつ、と考えるのが近かったです。
まとめ|プレコンは「妊活が始まる前のスタートライン」だった
私が2025年にTOKYOプレコンゼミを受けて一番よかったのは、
妊活を夫婦2人のものにできたこと
です。
それまで自分自身も妊娠についてほとんど知識がありませんでした。
夫は当然、それ以上に知らないことも多かったと思います。
2人で専門家の話を聞いて、
「妊娠ってこういう仕組みなんだ」
「男性側にも検査があるんだ」
「自分たちはまず検査を受けてみよう」
と、一緒に考えられるようになりました。
そして、その後の検査では自分たちの身体を数値で知ることができました。
私の場合は、子宮筋腫が約6cmになっていることも分かりました。
結果を聞いたときは、
「若いから大丈夫」
と言われて安心する一方、
「このサイズでも本当に大丈夫なの?」
というモヤモヤも生まれました。
そこから妊活を始め、その後タイミング法、不妊治療、子宮筋腫の手術へ進むことになります。
だから今振り返ると、
プレコンを受けることはゴールではなく、始まり。
検査結果が良かったとしても、それで妊娠が約束されるわけではありません。
でも、
自分たちの身体について知って、夫婦でどうしていくかを考える最初のきっかけ
として、私は受けてよかったと思っています。
これから妊活を考えている人にとって、私の体験が参考になれば嬉しいです。
※この記事は筆者が2025年にTOKYOプレコンゼミおよび関連する検査を受けた際の体験談です。東京都の制度は年度ごとに変更される場合があります。2026年度の対象・開催方法・助成条件などは東京都公式情報をご確認ください。

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