こんにちは。mioです。
不妊治療を始める前、治療内容と同じくらい気になっていたのが、
「仕事をしながら通院できるの?」
ということでした。
不妊治療って、毎週決まった曜日に通えばいいわけではありません。
生理が来たらクリニックに連絡して次の診察日を決め、卵胞の状態を確認しながら、排卵に合わせて人工授精の日が決まる。
つまり、仕事ではなく自分の身体のスケジュールに合わせて通院しなければいけないんですよね。
私はフルタイムで働きながら、タイミング法のあと人工授精に進み、半年ほどレディースクリニックへ通いました。
週1回出社、それ以外はリモート勤務。
フレックスや時間休、有休も使える会社だったので、結果的には仕事を大きくセーブすることなく治療を続けられました。
それでも、
「また仕事抜けないと……」
「忙しい日に通院が入っちゃった」
と感じることは何度もありました。
この記事では、仕事をしながら不妊治療を続けた私の通院頻度、スケジュール調整、上司への伝え方、実際に大変だったことをまとめます。
※この記事は私自身の不妊治療と仕事の両立についての体験談です。通院頻度や治療スケジュールは治療内容や医療機関によって異なります。
私が不妊治療を始めたときの働き方
治療をしていた当時の私の働き方は、
- フルタイム勤務
- 週1日程度出社
- それ以外はリモート勤務
- フレックス制度あり
- 時間休・有休も取得可能
という環境でした。
かなり柔軟な働き方ができる会社だったと思います。
不妊治療を始める前は、
「仕事への影響がかなり出るのかな?」
と思っていましたが、実際には想像していたほどではありませんでした。
出社日と通院が重なった場合も、フレックスを使って勤務時間をずらしたり、早めに会社を出たりして対応。
リモート勤務の日なら、仕事の途中で一度抜けてクリニックへ行くこともできました。
この働き方ができなかったら、両立の大変さはかなり違ったと思います。
クリニックは自宅から自転車で15〜20分
私が通っていたレディースクリニックは、自宅から自転車で15〜20分ほどの場所にありました。
会社から向かう場合は1時間弱。
最初にこのクリニックを選んだのは、妊活前にブライダルチェックを受けるためでした。
その頃はまさか、その後何度も不妊治療で通うことになるとは思っていませんでした。
結果的には自宅から比較的近かったので助かりました。
ただ、今振り返ると、
妊活関連のクリニックは「何度も通うことになるかもしれない」という前提で選んだほうがいい
と思います。
一度だけなら20分なんて全く気になりません。
でも月に何度も、それが何ヶ月も続くと結構違います。
人工授精中は1周期に3回くらい通院した
私の場合、人工授精をする周期は1周期につき3回程度クリニックに通っていました。
そのうち、仕事の時間と重なって調整が必要になるのは月2回くらい。
毎週何日も病院に行くというほどではありませんでしたが、
「今月もまた病院か」
という感じにはなります。
人工授精当日は、夫が朝に自宅で採精し、9時までにクリニックへ提出。
精子を調整してもらったあと、私は午後にクリニックへ行って人工授精を受けていました。
処置自体は短時間なので、人工授精を受けること自体が仕事に大きく影響するわけではありません。
大変なのは、その日程を仕事の予定に組み込むことでした。
一番困ったのは「通院日を前もって決められない」こと
不妊治療と仕事の両立で一番大変だったのは、これです。
予定が読めない。
私は生理が来たらクリニックへ電話して、次の予約日を決めていました。
その後も卵胞の状態などを確認しながら次の通院日が決まります。
つまり、
「毎月第2水曜日は病院」
のように、数ヶ月先まで予定を入れておくことができません。
仕事では会議もあります。
締め切りもあります。
もちろん、
「その日は大事な仕事があるから、排卵を来週にしよう!」
なんてことはできません(笑)。
自分の排卵日は仕事の予定を考慮してくれないので、どうしても仕事側を調整することになります。
ここが普通の通院と一番違うところだと感じました。
「急に病院へ行かなきゃ」が地味に大変だった
実際には、
「この日病院だから丸一日休みます」
ということより、
「仕事の途中で数時間だけ抜けたい」
というケースが多かったです。
私は、
- フレックスで始業・終業時間を調整する
- 時間休を使う
- 有休を使う
- リモート勤務中に中抜けする
- 出社日は少し早めに会社を出る
などを組み合わせていました。
身体的には人工授精後も普通に仕事ができました。
だから、治療による体調不良で働けないというより、クリニックへ行くための時間をどう確保するかが問題でした。
仕事が忙しい日に抜ける罪悪感はあった
会社が比較的柔軟だったので、
「病院だから絶対に抜けられない」
ということはほとんどありませんでした。
それでも、
仕事が忙しい日に自分だけ抜ける罪悪感
はありました。
周りが忙しそうなのに、
「すみません、今日はこの時間に抜けます」
と言う。
誰かに責められているわけではなくても、
「また休んでると思われないかな」
「仕事に影響してないかな」
と自分では気になります。
不妊治療は1回で終わるとは限りません。
私は人工授精を5回受けたので、同じような調整を何度もすることになりました。
だからこそ、私は上司にある程度事情を伝えておいてよかったと思っています。
上司には「不妊治療」とまでは伝えなかった
私は上司に、
「不妊治療をしています」
とは言っていませんでした。
ただ、
「子宮筋腫があって通院していること」
と、
「妊娠を希望していて、その関係でも病院に通っていること」
は伝えていました。
これだけでも、かなり違いました。
急に、
「今日病院に行くので少し抜けます」
となっても、ある程度事情を理解してもらえます。
一方で、同僚には不妊治療について特に話していませんでした。
どこまで話すかは職場との関係性によると思います。
私は不妊治療そのものまで詳しく説明しなくても、「継続的に通院が必要」ということを上司に知ってもらえていたことが大きかったです。
黙って何度も休むより、伝えておいたほうが私は楽だった
これは実際に半年ほど通院してみて感じたことです。
もし私が何も言わず、
「今日は病院なので抜けます」
「また来週休みます」
「午後から出社します」
ということを繰り返していたら、もっと自分自身が気にしていたと思います。
私は仕事も普通に続けたかったですし、
「治療をしているから仕事への意欲がない」
と思われるのも嫌でした。
だからこそ、評価や仕事への影響が気になる人ほど、必要な範囲で上司に伝えておくのも一つの方法だと思います。
もちろん、不妊治療をしていることを職場に伝える義務があるわけではありません。
どこまで話したいかも人それぞれです。
私の場合は、通院が必要な事情だけ共有しておいたことで、むしろ仕事との両立がしやすくなりました。
リモート勤務があったのはかなり助かった
仕事との両立で一番助かったものを挙げるなら、
上司の理解とリモート勤務
です。
リモート勤務の日であれば、自宅から自転車で15〜20分のクリニックなので、通院のハードルがかなり下がります。
病院へ行って、戻ってまた仕事。
これができました。
もし週5日出社で、会社からクリニックまで毎回1時間弱かかっていたら、もっと有休や時間休を使っていたと思います。
実際に治療を始めてみて、
不妊治療と仕事を両立できるかは、治療内容だけでなく会社の働き方にもかなり左右される
と感じました。
地味に一番嫌だったのは雨の日の自転車(笑)
通院で地味につらかったのが、雨の日です。
家からクリニックまで自転車なら15〜20分。
晴れていれば、
「ちょっと病院行ってくるか」
くらいなのですが、雨だと一気に面倒になります。
バスで行くこともありましたが、自転車より時間がかかります。
寒い時期や雨の日に、
「今日も病院か……」
と思いながら移動するのは普通に嫌でした(笑)。
妊活前にクリニックを選んだときは、
「自転車で20分なら近い!」
と思っていました。
でも何ヶ月も通った今なら、アクセスの良さって思っている以上に大事だと思います。
不妊治療をしても仕事への影響は思ったより少なかった
治療前は、
「不妊治療を始めたら仕事もセーブしないといけないのかな」
と少し思っていました。
でも私の場合は、思ったより仕事への影響はありませんでした。
フルタイム勤務もそのまま。
週1出社もそのまま。
治療のために仕事量を大きく減らすこともありませんでした。
人工授精後も普通に働けました。
ただし、これは私の会社がフレックスやリモート勤務を使えて、上司にも比較的理解があったからだと思います。
決まった時間に必ず職場にいなければならない仕事だったら、同じ治療でも両立の難易度はもっと高かったはずです。
不妊治療と仕事を両立して分かったこと
半年ほど仕事をしながら通院してみて感じたのは、
不妊治療の大変さは、治療そのものだけではない
ということです。
私の場合、人工授精は痛みもほとんどなく、処置も短時間でした。
それよりも、
「次いつ病院だろう」
「この会議と被らないかな」
「また仕事抜けないと」
という調整のほうが大変でした。
だから、不妊治療を始めるときは、治療内容だけでなく、
「急に通院が決まったとき、今の働き方で対応できるか?」
も一度考えておくといいと思います。
まとめ|職場が柔軟なら、不妊治療と仕事は両立できた
私が仕事をしながら半年ほど不妊治療へ通った経験をまとめると、
- フルタイム勤務を続けながら通院した
- 週1出社+リモート勤務だった
- 人工授精の周期は月3回程度通院
- 仕事中の調整が必要なのは月2回程度だった
- フレックス・時間休・有休を使った
- 通院日は直前に決まることが多く、予定を立てづらかった
- 上司には「筋腫で通院中・妊娠を希望している」と伝えていた
- 不妊治療そのものは上司や同僚には話していなかった
- 一番助かったのは上司の理解とリモート勤務
- 治療そのものより、急な通院の時間調整が大変だった
という感じでした。
「仕事をしながら不妊治療できる?」
と聞かれたら、私は、
職場が柔軟なら、できると思う。
と答えます。
私自身、思っていたより仕事への影響は少なく、フルタイムのまま治療を続けることができました。
ただ、何度も急に休んだり中抜けしたりする可能性があります。
だから私は、何も言わずに休みを重ねるより、自分を守るためにも「通院が必要な状況」であることだけは上司に伝えておいてよかったと思っています。
治療のことをどこまで職場に話すかは、自分で決めていい。
でも、不妊治療と仕事を両方続けたいからこそ、使える制度や周りの理解は遠慮せず頼っていい。
私にとっては、それが半年間仕事を続けながら通院できた一番大きな理由でした。

コメント